ぼちぼちと都市に暮らす

住んでいる大阪の街についていろいろとかんがえてみる。

特別自治市とはどんなもの?

2度目の大阪都構想が不成立になり、にわかに特別自治市の議論が盛んになってきたようです。先祖返りしたと言えばその通りですが、11月20日に政令指定都市の自民党議員が会合を開き「特別自治市」設置に向けた議論を始めると記事が出ていました。 現在自治法…

218億円と大阪市財政局 その3 大阪市の腐敗

毎日新聞の218億円報道ですが、また新しい情報が出てきました。 毎日新聞記者からの草稿を財政局幹部が廃棄していた事件です。11月18日の読売新聞の『「都構想」公文書、大阪市が故意に廃棄…議員には存在を隠蔽』という記事で廃棄隠蔽が明らかになったのです…

大都市問題と総合区

大都市問題、特に政令指定都市において問題視されているのは、府県と政令市の二重行政と基礎自治力の弱さです。 基礎自治が弱いとはどういうことかと言えば、政令市の「区」は行政区で、法人格を持たず公選区長でもないということです。区長は存在しますが、…

大都市制度を素人的に考えてみる

この10年間大阪では大阪都構想の2度の住民投票と賛成反対の議論が行われてきました。 大阪都構想の賛成派からは「府市一体」や「二重行政の根絶」などが主張され、反対派からは「大阪市が無くなる」や「金がかかり住民サービスが低下する」という主張で、両…

218億円と大阪市財政局 その2

前回のブログで毎日新聞が報道した基準財政需要額218億円について、大阪市財政局の確信的行為ではないかと推測しました。 その理由はあまりにも不可解な点が多いためです。 そして11月18日付けの読売新聞から驚くべき記事が報道されました。読売新聞によると…

218億円と大阪市財政局

「毎日新聞の218億円報道」というブログで毎日新聞の218億円記事について書いたのですが、あまりにも内容が不可解なため、さらに情報を確認をしてみました。 2020年11月11日大都市・税財政制度特別委員会で、大阪維新の会 高見亮議員の質疑の動画が公開され…

毎日新聞の218億円報道 その2

2020年10月26日に毎日新聞が「⼤阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区 の収⽀悪化も」と特別区に移行すれば、毎年218億円の財源不足が発生すると取れる記事を報道しました。つまり特別区に移行すれば、住民サービスを削らざるを得ないという世論誘導…

毎日新聞の218億円報道

11月1日に実施された大阪市の住民投票ですが、大変残念な問題がありました。 それは住民投票日の6日前、10月26日に毎日新聞により「大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算」という記事が報道されたことです。毎日新聞に続き…

ブログをはじめました

いろいろと日々感じたことや思ったことを書いていきます。 ブログを書くきっかけは、2020年11月1日(日)に行われた大阪市における特別区設置の住民投票に触発されたことです。 個人的には大阪都構想に賛成の立場だったので、投票事態は残念な結果に終わりま…